緊急事態宣言下での 保育施設利用の仕方

2020年 4月 14日

新型コロナウィルス感染症拡大にともなう国の緊急事態宣言が発出され、兵庫県も休業要請など大きな対策を発表しました。休業となる業種は多岐にわたり、期間内において営業の自粛ならびに不要不急の外出の強い自粛が要請されます。

保育においても、大阪、名古屋、東京などで施設感染が広がり、職員、園児、その保護者が新型コロナウィルスに感染しています。現状、その施設特性上いつ感染が広がってもおかしくない状況にあります。

利用者の皆様においては、保育を利用することで安心を得られていることもあるかもしれませんが、その利用の仕方について、下記資料を用意しました。いま一度、見直していただき、緊急事態宣言下での正しい利用の在り方について再考していただきたいと考えます。

何より、今回の緊急事態宣言は感染拡大を防ぐ意味で大変重要な位置づけです。感染リスクを最小にする、人との接触をできる限り避けるためには市民全体の協力が必要です。宣言の意味を重く受け止めていただき、保育から感染を広げないように最大限のご協力をお願いいたします。

新型コロナウィルス感染症拡大防止への基本姿勢

2020年 3月 19日

 報道にてご存じの通り、姫路市において新型コロナウィルス感染症によるクラスターの発生が確認されました。全国的な傾向を見ると、小規模なクラスターは病院や高齢者施設、保育園・認定こども園など、医療・福祉施設おける発生が目立ってきています。
こうした状況を踏まえ、当協会では感染拡大防止への基本姿勢をとりまとめました。詳細は下記のリンクをご覧ください。
各施設において状況は様々ですが、市民の皆様のご協力を得ながら姫路市行政とも連携しながら予防にあたりたいと考えております。
なにとぞ、一層のご支援とご理解をよろしくお願い申し上げます。

令和2年度要望書を提出しました

2019年 9月 25日

令和元年9月25日、姫路市役所にて姫路市長 清元秀泰様へ令和2年度市予算に向けての要望書をお渡しいたしました。
あわせて、姫路市における幼児教育、保育の現状について意見交換をさせていただきました。

姫路市保育協会会員の思いをひとつにまとめ、姫路市の未来を担う子どもたちのために、よりよい育ちの保障に必要な重要項目について説明をさせていただきました。
幼児教育・保育の無償化をはじめとする国の大きな子ども子育て政策の下、待機児童解消のために様々な取り組みがされています。
その中でまた新たな問題、課題がみつかり、施設運営側も相当の苦労を強いられている現状があります。
保育士確保の問題、保育士の働き方の問題、そして、保育の質の問題。
一つひとつ確実に着実に取り組まなければならない課題です。

今回の要望書をお渡しするにあたって、清元市長の考える姫路市の子ども子育てのビジョンについてもお話しいただき、これから進むべき方向について非常に有意義な意見交換をさせていただきました。
姫路市の子どもたちの姿を清元市長様はじめ市行政とも共有し、協会がするべきことを会員の皆さまと考えていきながら、令和の時代を生きる子どもたちのために幼児教育・保育の担い手として努力していきたいと考えます。

2019 保育所・認定こども園 就職フェア in 姫路 を開催しました

2019年 7月 1日

令和の時代になりはじめての「保育所・認定こども園 就職フェア in 姫路」を開催いたしました。
幼児教育・保育の環境へ就職を希望される学生の皆さまをはじめ、現場復帰を目指す皆さまにもたくさんお越しいただきました。多数のご来場ありがとうございました。
昨年以上の来場者に会場も大いに盛り上がり、来場者、保育関係者ともに真剣な思いを持ってお話されていたように思います。
またフェアでは、西播地区私立幼稚園連合会よりご後援をいただき、兵庫県保育協会西播地区からの参加園も増え、59施設が来場者をお迎えしました。

今年も恒例の壁新聞は来場者に好評でした。どの施設も工夫を凝らした内容で、園の様子がよく伝わる見て楽しい新聞です。お目当ての園の前でジッと記事を読む来場者の姿が印象的でした。
また、各ブースでもタブレット端末などで園行事の動画を紹介する施設が増え、見てわかる園紹介に皆さん力を入れているようでした。どの園もアピール方法に工夫を凝らしていました。

イベントブースコーナーでは、現役保育士さんに聞いてみよう!という趣旨で座談会が行われました。
和やかな雰囲気の中、働くことの不安や仕事について、現役保育士さんからの話に時には笑い声もこぼれながらアドバイスを受けられていました。
社会人として社会に貢献することをイメージし、前向きな気持ちで大いに就職活動をがんばって頂ければと思います。

共催の姫路市からは「保育所・保育士支援センター」のブースを開設頂きました。センター創設以来、毎年開設頂いています。
センターでは保育士の就職相談や潜在保育士と施設との就業マッチングなどを行っていて、姫路で保育士を志す皆さまへの支援を幅広く行っています。
保育士資格等をお持ちで、保育園、認定こども園への就職を考えておられる方は、是非、保育所・保育士支援センターへご登録いただいて、希望に合う就職先を探されてはいかがでしょうか。
ぜひ、多くの皆さまのご利用をお待ちしております。

この数年、保育士の就職環境は大きく様変わりしました。
待機児童解消のために、どの地域も保育士を求め募集範囲を広げています。その結果、保育士不足に拍車がかかり、姫路市でも隣接する市町村との保育士の確保合戦の様相となっています。
保育士の確保は保育現場での緊急の課題となっています。

この問題に対し、姫路市の各施設でも国や自治体主導の処遇改善をとり入れ、保育士の収入面での改善をはかったり、働き方改革に取り組んだり、積極的に対応策を実施しています。
これから共に働く皆さまと手を取り合い、保育をしっかり支えて行けるように、働く環境の改善についても協会あげて取り組んでいきたいと考えております。

社会人として認められ、一歩を踏み出すことは皆さまにとって大変革であろうと思います。
様々な不安や悩みもあるかと思いますが、どうぞ、若者らしい情熱と熱意をもって保育の世界に飛び込んできてください。
私たち施設は、志ある皆さまを歓迎いたします。
姫路の子どもたちの成長を見守り、あふれる喜びを共有できる日が来ることを心待ちにしております。そして、よりよい教育・保育を学び、実践し、さらなる飛躍をし、ご活躍いただくことを心から願っております。

フェア当日、今年も早くから視察のために衆議院議員 松本剛明 先生がお越しくださいました。
いつも、地元姫路の子どもたちに優しく目を向け現場の視察を重ねられながら状況を肌で感じていただき、国の未来を担う宝である子どもたちへ安心できる社会を手渡せるようにご指導を頂いております。

また、共催する姫路市からは、新しく市政をけん引されておられる清元秀泰市長にご挨拶頂き、同じくこども育成担当理事の名村様はじめ関係部署からも多数ご参列頂きました。フェア開催にあたりご協力いただきましたことお礼申し上げます。
フェアが始まると清元市長も各ブースを回られ、施設の説明や来場者の声に耳を傾けられ、熱心に視察をされていました。

後援の西播地区私立幼稚園連合会からも多数のご参加を頂きました。これからも共に姫路、西播地区の保育・教育を盛り上げていきたいと考えています。

子どもが育つ環境を守ることは、未来に向けて豊かな社会を創ることであると考えます。
そして、それは大人の責任であり、私たちはそのために汗を流すのです。
今日、お集まりいただいた全ての皆さまの子どもたちへの優しい目と、ぬくもりのある手を、姫路の子どもたち一人ひとりへ差し伸べていただき、姫路市の掲げる「もっともっと子育てしやすい町、姫路」を目指しこれからも努力を重ねていきたいと考えます。